2024年3月8日に内閣府令が一部改正され、クレジットカードによる投資信託の積立購入(クレカ積立)の上限額が、月5万円から月10万円に引き上げられた。
これを受けてSBI証券・楽天証券・マネックス証券・auカブコム証券などの大手ネット証券が次々と月10万円までのクレカ積立対応を発表しました!✨
いつから設定を変更できるのか?ポイント付与率はどうなるのか?気になるポイントをこの投稿にまとめてご紹介したいと思います🙋♂️
【SBI証券クレカ積立】Oliveフレキシブルペイカードのメリットは?三井住友カードゴールドNLとどっちがおすすめ? 三井住友カードゴールドNL 年間100万円修行のおすすめルートまとめ!クレカ積立上限が月5万円→10万円に!
今まで大手ネット証券でクレカ積立が月5万円までが条件だったのは、「金融商品取引業に関する内閣府令」に違反しないためででした。2024年3月8日にこの内閣府令が一部改正され、月10万円までのクレカ積立ができるようになったそうです。
それを受けて大手ネット証券も即座にクレカ積立の上限を月10万円に引き上げることを発表!注目の変更日程と今後のクレカ積立のポイント付与率についてチェックしたいと思います💁♂️
楽天証券の場合
大手ネット証券では楽天証券がいち早く対応。3月10日から積立設定の変更が可能で、4月分のクレカ積立に間に合います。
変更日程とポイント付与率
- 変更日程: 3月10日朝(午前7時ごろ)
- クレカ積立締め日: 毎月12日
- ポイント付与率: 据え置き
- 楽天プレミアムカード 1.0%
- 楽天ゴールドカード 0.75%
- 楽天カード 0.5%
月10万円積立がお得なカードは?
楽天証券で月10万円積立するなら最もお得な方法は楽天ゴールドカードでの積立に👇
楽天カード (ノーマル) | 楽天ゴールド カード | 楽天プレミアム カード | |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5% | 0.75% | 1.0% |
年会費 | 無料 | 2,200円 | 11,000円 |
月10万円積立 時の付与 | 6,000pt | 9,000pt | 12,000pt |
計 | 6,000円相当 | 6,800円相当 | 1,000円相当 |
楽天ゴールドカードで積立すると年会費と差引6,800円分のプラスになり、ノーマルの楽天カードで積立より若干お得に🉐
楽天証券では楽天キャッシュ積立でもっと還元率を上げることはできますが、毎月手動でチャージしたり、環境を整える手間がかかります👇
楽天キャッシュのお得なチャージ方法一覧 | 楽天ギフトカード経由でポイント高還元!【2024最新】ほったらかしで楽天ポイントを貯めたい方には楽天ゴールドカードでの積立がおすすめです🙋♂️
楽天ゴールドカードはポイントインカム経由の新規発行で6,500円分!🉐(3/12現在)
→ポイントインカム紹介リンク
SBI証券の場合
SBI証券もクレカ積立の上限を月10万円引き上げに対応すると発表!ただし、変更日程やポイント付与率については他社と間を空けての発表で、3月22日に発表されました📣
元々SBI証券は三井住友カードプラチナプリファードが5.0%もの高還元。このまま10万円に引き上げられたらとんでもなくお得と期待されていたのですが、蓋を開けてみるとまさかの改悪でした😂
変更日程とポイント付与率
- 変更日程: 3月23日(土)のメンテナンス明けから
- クレカ積立締め日: 毎月10日(三井住友カード)
- ポイント付与率: 引き下げ
- 三井住友カードプラチナプリファード: 最大3.0%
- 三井住友カード ゴールド(NL): 最大1.0%
- 三井住友カード(NL): 最大0.5%
三井住友カードプラチナプリファードに関しては、5.0%→最大3.0%なので付与率は明らかにダウン⤵️
最大という表現が気になると思いますが、カードのお買い物利用の金額によってクレカ積立のポイント付与率が変わるように変更されました。
- 三井住友カードプラチナプリファード
- 500万円以上: 3.0%
- 300万円以上: 2.0%
- 300万円未満: 1.0%
- 三井住友カードゴールド(NL)
- 100万円以上: 1.0%
- 10万円以上: 0.75%
- 10万円未満: 0.0%
- 三井住友カード(NL)
- 10万円以上: 0.5%
- 10万円未満: 0.0%
上のお買い物の利用額にはクレカ積立利用分は含まれません
つまり、三井住友カードを年10万円以上お買い物利用しない方は、SBI証券でのクレカ積立ではポイントがつかなくなりました。
他社の対応がそのままor5万円以上の積立の分だけ付与率ダウンだったことと比べると、かなり思い切った改悪内容だと思います😂ただし、個人的には三井住友カードゴールド(NL)をメインにして毎年100万円利用を達成しているので、ポイント付与率1%のまま月5→10万円に引き上げられてお得に使えそうです💳
SBI証券でクレカ積立するなら今まで以上に三井住友カードの活用が重要になりましたね👇
三井住友カードゴールドNL 年間100万円修行のおすすめルートまとめ!月10万円積立がお得なカードは?
ポイント付与率が据え置きであれば三井住友カードプラチナプリファードでの積立が最もお得に👇
ノーマル | ゴールド | プラチナ | |
---|---|---|---|
年会費 | 0円 | 0円 | 33,000円 |
ポイント付与率 | 0.5% | 最大1.0% | 最大3.0% |
10万円積立 年間獲得pt | 6,000pt | 12,000pt | 36,000pt |
計 | +6,000円相当 | +12,000円相当 | +3,000円相当 |
SBI証券のクレカ積立で1.0%ポイント付与のある三井住友カード ゴールド(NL)は通常年会費は5,500円(税込)ですが、現在年間100万円の利用で年会費永年無料になるキャンペーンをやっているので、年会費0円で比較しています。
プラチナプリファードが5%のままクレカ積立できれば年会費無料のゴールドよりお得になると期待されていたのですが、残念ながらそうはならず変わらずゴールドでの積立(年100万円以上の利用が条件に)が一番お得です。
クレカ積立で獲得できるポイント数は依然業界トップクラスではあるものの、三井住友カードを利用しないとポイントがつかないという癖のある感じにはなってしまいましたね😅
僕のようにメインクレカが三井住友カードの方は変わらずNISAはSBI証券がおすすめです👇
マネックス証券の場合
マネックス証券もマネックスカードでのクレカ積立を月10万円までに引き上げを発表!✨2024年3月25日(月)(予定)から変更でき、4月買付分の申込に間に合うそうです🙌
変更日程とポイント付与率
- 変更日程: 3月25日(月)(予定)
- クレカ積立締め日: 毎月10日
- ポイント付与率: 5万円以上は変更あり↓
- 5万円以下 1.1%
- 5万円超過~7万円以下 0.6%
- 7万円超過~10万円以下 0.2%
マネックス証券のクレカ積立の締め日は毎月10日です。通常通りであれば4月買付分は3/10が締め日なので、間に合わないはずなのですが、3/25の変更適用a日以降でも間に合うと記載があります👇
例外的なものだと思うのですが、いつまで変更可能なのかなど気になる点は残っているので、続報を待ちたいと思います🙋♂️
月10万円積立がお得なカードは?
マネックス証券で積立できるクレカはマネックスカードのみ💳カードの選択は迷うことがないため、月のクレカ積立する金額によるポイント数の比較だけご紹介しておきます👇
月5万円まで | 月7万円まで | 月10万円まで | |
---|---|---|---|
ポイント付与率 | 1.1% | 5万円超過分 0.6% | 7万円超過分 0.2% |
年間獲得ポイント | 6,600pt | 8,040pt | 8,760pt |
5万円→10万円に引き上げしても2,000ポイントほどしか増えないのは少し寂しいですが、それでも楽天証券を上回るポイント付与率ですね💡もし、NISA口座をマネックス証券においていない場合は、5万円以上の積立は別の証券会社を使うのもありだと思います🙆♂️
マネックスカードは年会費が実質無料でファミペイチャージでも1%ポイント付与のあるお得なカードです👇
ファミペイチャージにおすすめのクレジットカード6選!楽天キャッシュのお得なチャージルートもご紹介マネックス証券はdocomoと提携して、今年の秋からdポイントで投資ができる証券口座としてもおすすめ🙋♂️NISA口座としても十分おすすめですし、NISA口座は別の証券会社に置いている方もマネックス証券の口座は持っておくことをおすすめします👇
auカブコム証券の場合
auカブコム証券もクレカ積立の上限額を月10万円まで引き上げを発表。3/15以降にこれまでと同じポイント付与率で月10万円までのクレカ積立が可能になります。
変更日程とポイント付与率
auカブコム証券のクレカ積立締め日は、毎月9日の2営業日前まで。つまり、5月分から10万円までのクレカ積立に対応予定とのことです。
- 変更日程: 3月15日(金)
- クレカ積立締め日: 毎月9日の2営業日前
- ポイント付与率: 1.0%(据え置き)
月10万円積立がお得なカードは?
auカブコム証券ではauPayカードとauPayゴールドでのクレカ積立可能です。
ノーマル | ゴールド | |
---|---|---|
年会費 | 実質無料 | 11,000円 |
ポイント付与率 | 1.0% | 1.0% |
10万円積立 年間獲得pt | 12,000pt | 12,000pt |
計 | +12,000円相当 | +1,000円相当 |
auPayゴールドも投信積立でのポイント付与率は同じ1%なので、auカブコム証券で積立するならauPayカードがお得です💳
auカブコム証券はクロス取引(つなぎ売り)の信用売り在庫が多いことでも人気の証券会社。au自分銀行の預金金利アップにもauカブコム証券との連携が必要なので、持っておいて損のない証券口座です👇
クレカ積立10万円するならどの証券会社がお得?
大手ネット証券4社の一番得する使い方で獲得できるポイントを比較してみました👇
クレカ積立のお得さだけで選ぶならSBI証券かauカブコム証券。
クレカ利用の条件なくお得なのはauカブコム証券ですが、auカブコム証券は取扱銘柄や投信保有ポイントが弱め。
三井住友カードの100万円利用という条件はありますが、10万円積立で一番得したいならSBI証券がおすすめです💁♂️
三井住友カードゴールドNL 年間100万円修行のおすすめルートまとめ!月5万円以下のクレカ積立ならマネックス証券の強さも際立ってきましたね💡
投信保有ポイントももらえて月5万円以下なら年会費実質無料のクレカで1.1%還元です。
これからNISAを始める方はマネックス証券も視野に入れられるのがおすすめです👍
マネックス証券←公式サイトを今すぐチェック!
また、ミニストップが近くにある方は楽天キャッシュでの積立もお得!🉐
100万円修行できない場合でも合計1.5%還元が得られます。要iPhone・いつでも終了の可能性ありという注意点を了承の上なら楽天証券での積立もおすすめ🙆♂️
以上、クレカ積立5万円→10万円引き上げに対する大手ネット証券会社の変更日程とポイント付与率のまとめでした🙋♂️